東京オリンピック開会式 大坂なおみ選手が聖火台点火【詳細】

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新型コロナウイルスの影響で1年延期された東京オリンピックは、23日、開会式が行われ、感染の再拡大によってほとんどの会場が無観客で行われるなど極めて異例な状況の中、開幕しました。

“心でつながる”がテーマ 57年ぶりに東京で開催されるオリンピックの開会式は昨夜8時からメインスタジアムの国立競技場で無観客で行われました。

開会式は、「United by Emotion」、“心でつながる”がテーマで、新型コロナウイルスの脅威の中で日々を過ごす世界の人々に向けて、希望を感じてもらいたいというメッセージが込められました。

また、式典の中では新型コロナウイルスで亡くなった人たちへの哀悼の意を表すため、出席者全員が黙とうをささげました。

このあと、オリンピック発祥の地、ギリシャを先頭に205の国と地域、それに加えて難民選手団の選手たちが日本の50音順に入場行進しました。

開催国の日本選手団は、最後に登場し、155人の選手たちが旗手をつとめるバスケットボール男子の八村塁選手とレスリング女子の須崎優衣選手に続いて入場しました。

そして、天皇陛下が開会を宣言され、史上最多の33競技、およそ200の国と地域から1万1000人あまりが参加するスポーツの祭典が新型コロナウイルスの再拡大が懸念される中、開幕しました。

このあと、ことし3月に東日本大震災の被災地、福島県を出発して国立競技場にたどりついた聖火は、元プロ野球選手の王貞治さんと長嶋茂雄さん、それに松井秀喜さんなどによってつながれ、最後は、テニスの大坂なおみ選手が聖火台に点火しました。

大会は来月8日まで17日間にわたって開催されます。

聖火台のモチーフは“太陽” 開会式で披露された聖火台は、太陽をモチーフとしていて、富士山を表現した山の頂上に配置されました。

ヨーロッパを中心に多くの賞を受賞しているデザイナーの佐藤オオキさんがデザインを担当し、球体が花のように開くことで生命力や希望を表しているということです。

また、脱炭素社会の実現に向けて、聖火台の燃料には、大会史上初めて、二酸化炭素を排出しない水素が使われています。東日本大震災の被災地である福島県浪江町の施設で製造された水素を使用しているということで、大会組織委員会は「持続可能性への取組みに加え、東日本大震災から1歩ずつ復興に向けて進む被災地の姿を世界に伝える象徴となる」としています。

聖火台は同じデザインで2つ製作され、大会期間中には、東京の臨海部の中心部にある「夢の大橋」のたもとにも設置され、開会式で点火された聖火が場所を移してともされます。

しかし、大会組織委員会は、東京都に緊急事態宣言が発出されていることから、周辺への立ち入りを制限し、現地での観覧の自粛を呼びかけています。

【開会式 詳細】

▽午後8時1分

国立競技場の大型ビジョンに8年前の2013年、東京オリンピックの招致が決定した瞬間の映像が流され、開催が決まってからのアスリートたちの8年間の歩みが映し出されました。

▽午後8時4分

会場では東京オリンピックのエンブレムに使われている藍色と白の花火が打ち上げられました。

▽午後8時5~6分

ビジョンには世界中で感染が拡大した新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止となって孤独な調整を強いられる中、アスリートたちがマシンでトレーニングをしている様子が描かれました。看護師として働きながら東京大会出場を目指していた津端ありささんが登場しました。新型コロナウイルスの影響でボクシングの世界最終予選が中止となり、戦わずして、夢を絶たれました。

▽午後8時9分

赤い光の中、ダンサーたちが登場しました。赤いロープを使って体の中の神経や筋肉を表現する踊りを披露しました。

▽天皇陛下がIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長の案内で開会式に臨席されました。

▽午後8時13分

開催国、日本の国旗が会場に入りました。日本各地から集まった8人の子どもたちが先導し1964年の東京大会ウエイトリフティングで金メダルを獲得し、その後、大会を連覇した三宅義信さんや、シドニーオリンピック女子マラソンの金メダリスト高橋尚子さんなどが国旗を運びました。

▽午後8時13分

国旗を運ぶ6人には医療従事者も。新型コロナウイルスが感染する中、生活を支えてくれた医療従事者への感謝の思いを世界に発信しようという意図が込められました。

▽午後8時19分

日本の国旗が掲揚され、MISIAさんが国歌を歌いました。

▽午後8時20分

兵庫県出身で、阪神・淡路大震災で被災した俳優の森山未來さんが「追悼」をテーマにパフォーマンスを披露しました。

そして、出席者全員で黙とうをささげました。

▽「木遣り唄」にあわせたパフォーマンス

江戸時代、大工や火消しなどがうたっていた、「木遣り唄(きやりうた)」にあわせたパフォーマンスが行われました。木の恵みを受けて暮らしてきた日本の伝統を支えてきた職人に光を当てたもので、棟りょう役として俳優の真矢ミキさんが登場しました。大工役の人たちがトンカチやのこぎりを使って作業を始め、ダンスが行われました。このあと、青いシャツをまとったタップダンサー、熊谷和徳さんのダンスが始まり、会場にはタップの音が響きました。

▽午後8時28分

たくさんのちょうちんに続いて、直径4メートルほどの木製の巨大な輪が運びこまれました。総勢200人もの人が輪の周りで踊る中、輪が重なり形を変え、オリンピックのシンボルである5つの輪が完成しました。1964年の東京オリンピックの際に各国の選手団が持ち寄った種から育てた木の間伐材が使われています。

そして五輪の色を再現した花火も打ち上げられました。

選手入場 ゲーム音楽に乗せて ▽午後8時38分

大会に出場する国や地域などの入場行進が始まりました。オーケストラが演奏するゲームのドラゴンクエストの音楽に乗せてオリンピック発祥の地 ギリシャの選手たちが最初に入場しました。

▽午後8時39分

このあと選手たちは日本語の「五十音順」で国。地域別に入場。

ギリシャ、難民選手団に続いて3番目に入場したのはアイスランドです。選手団の入場は、新型コロナウイルスの感染防止対策として互いの距離をとって行われました。

▽午後8時42分

アフガニスタンの選手団が入場しました。アフガニスタンは、国内の人道支援や復興にたずさわり、おととし銃撃を受けて亡くなった医師、中村哲さんの自宅がある福岡県大牟田市で事前合宿を行いました。

▽午後8時45分

アルゼンチンの選手団が入場しました。2年前のワールドカップで準優勝したバスケットボール男子は、来月1日、日本と対戦します。選手たちはジャンプしながら入場しました。

▽旗手は男女1人ずつが務める

男女平等の理念を推進するため今大会から旗手は男女1人ずつが務めています。各国・地域とも2人で1つの旗を持って入場しています。

▽午後8時49分

イスラエルの選手団が17番目に入場しました。ことし12年ぶりに政権が交代し、5月にはパレスチナの武装勢力との武力衝突が起きましたが、停戦となっています。

▽午後8時50分

イタリアの選手団が入場しました。選手団は360人を超え、前回の大会では28個のメダルを獲得しました。ユニフォームの正面にはイタリア国旗の3色で円が描かれています。

▽午後8時57分

イギリスが27番目に登場。日本語読みで英国のため、ウクライナに続いての入場です。前回のリオデジャネイロ大会ではアメリカに続く67個のメダルを獲得、370人を超える選手団です。射撃の女子スキートで現在世界ランキング1位のアンバー・ヒル選手は新型コロナウイルスに感染したことが確認され、大会を欠場します。

▽午後8時59分

エジプトが入場。リオデジャネイロ大会ではウエイトリフティングとテコンドーで初めて女性メダリストが誕生し、今大会も女性アスリートの活躍が期待されています。

▽午後9時3分

オーストラリアは、470人を超える選手団です。2032年の夏のオリンピックとパラリンピックをブリスベンで開催することが決まったばかりです。

▽午後9時8分

ペルシャ湾に面するカタールが入場。来年、中東で初めてとなるサッカーワールドカップが開催される予定です。

▽午後9時14分

キューバは54番目に入場。リオデジャネイロ大会ではボクシングで6つのメダルを獲得して強さを見せました。野球の強豪国ですが、今回は出場権を逃しています。

▽午後9時19分

64番目に入場したのはアフリカのケニアです。陸上の中長距離が強く、前回の大会ではマラソンで男女ともに金メダルを獲得。ともに連覇を目指します。

▽午後9時24分

サウジアラビアは72番目に入場。ロンドン大会から女子選手が出場し、今大会も2人の女子選手が出場します。

▽午後9時26分

77番目はロシアオリンピック委員会です。組織的なドーピング違反で東京大会には国としての出場が認められず、ロシアオリンピック委員会の選手として出場します。掲げる旗にはロシアオリンピック委員会のエンブレムが描かれています。

▽午後9時31分

86番目に入場したスウェーデンは第1回大会から出場し、通算142個の金メダルを獲得しています。競泳女子のサラ・ショーストロム選手は、おととしの世界選手権で当時、白血病の治療を続けていた池江璃花子選手に表彰台からエールをおくりました。

▽午後9時33分

スペインが入場。空手の「形」に出場するサンドラ・サンチェス ハイメ選手は清水希容選手の最大のライバルです。サッカーは強豪チームがひしめくスペインリーグでプレーする選手が中心です。

▽午後9時35分

スロバキアが入場。カヌーの強豪国で、7大会で18個のメダルを獲得しています。前回の大会でカヌースラロームで銅メダルを獲得した羽根田卓也選手はスロバキアを拠点にトレーニングを積んできました。

▽午後9時37分

セルビアが入場。テニス男子で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手は、東京オリンピックと全米オープンで優勝すれば、四大大会すべてとオリンピックを同じ年に制覇することになります。

▽午後9時40分

韓国が入場。3年前にピョンチャンオリンピックが開催され、今大会はアーチェリーとテコンドーで多くのメダルが期待されています。

▽午後9時41分

台湾の選手団が入場しました。バドミントン女子シングルスの戴資穎選手は長年、世界トップレベルを維持し、日本の選手とも激しい争いを繰り広げてきました。

▽午後9時42分ごろ

チェコが入場しました。チェコの選手団ではこれまでに選手4人とコーチなど合わせて6人が新型コロナウイルスに感染したことがわかっています。

▽午後9時44分

中国の選手団が入場しました。参加する国や地域の中で4番目に多い、400人を超える選手が出場を予定しています。卓球や体操などで、日本勢との戦いが注目されます。

▽午後9時46分

114番目にデンマークの選手団が入場しました。ことし1月の世界選手権で優勝したハンドボール男子は、24日、行われる予選リーグの初戦で日本と対戦します。

▽午後9時47分

ドイツの選手団が入場しました。前回の大会では42個のメダルを獲得しました。

卓球男子などで日本との争いが注目されます。

▽午後9時51分

トンガが入場。旗手のピタ・タウファトファ選手は、リオ大会ではテコンドーで、ピョンチャン大会にはクロスカントリースキーで出場して話題になりました。衣装はタオバラと呼ばれる伝統衣装です。

▽午後9時55分

ニュージーランドの選手団が入場しました。前回大会では、ボートなどで力を見せました。ウエイトリフティング女子に出場するローレル・ハバード選手は、心と体の性が一致しないトランスジェンダーであることを公表しています。

▽午後9時56分

ノルウェーが入場しました。ハンドボール女子は3大会連続のメダルを獲得していて、今大会は予選リーグで日本と対戦します。

▽午後9時56分

ハイチの選手団が入場しました。テニスの大坂なおみ選手の父親はハイチ出身です。

▽午後10時01分

143番目はハンガリーです。ハンガリーは温泉を利用したプールが各地にあることから、競泳や水球が盛んです。競泳女子のカティンカ・ホッスー選手は、前回の大会で金メダル3つ、銀メダル1つを獲得し、今大会もメダルの獲得を目指します。

▽午後10時3分

フィリピンが入場しました。ゴルフの笹生優花選手は、父親が日本人、母親がフィリピン人で、日本とフィリピンの国籍を持っていて、今大会はフィリピン代表として出場します。

▽午後10時05分

ブラジルの選手団が入場しました。開催国を務めた、前回のリオデジャネイロ大会では、ブラジル史上最多のメダルを獲得しました。23日の入場行進は2人の旗手のあと、数人にとどまりました。

▽午後10時12分

入場行進が始まって1時間半余り、166番目にボスニア・ヘルツェゴビナが入場しました。陸上男子800メートルのアメル・トゥカ選手に史上初のメダルの期待がかかります。

▽午後10時18分

南アフリカの選手団が入場しました。サッカー男子では、選手や監督が新型コロナウイルスに感染し、試合の可否が注目されました。開会式を前に行われた22日の試合では日本と対戦し、日本が1対0で勝ちました。

▽午後10時24分

モンゴルの選手団が入場しました。モンゴルは柔道やレスリングが強く、2018年に亡くなった大相撲の横綱 白鵬の父親、ムンフバトさんは1968年のメキシコ大会のレスリングで銀メダルを獲得しています。

▽午後10時30分

204番目にアメリカの選手団が入場しました。いよいよ日本が近づいてきました。

ここからは夏のオリンピックを控える国です。アメリカは、2028年のロサンゼルス大会の開催国です。

今大会では出場する国と地域の中で最も多い選手が出場する予定です。

▽午後10時31分

フランスの選手団が入場しました。2024年にパリで夏のオリンピック、パラリンピックが開かれます。パリでオリンピックが開かれるのは1900年、1924年に続いて3回目です。

▽午後10時32分

最後は、日本の選手団が入場しました。過去最も多い583人の選手が出場します。旗手は、バスケットボール男子の八村塁選手とレスリング女子の須崎優衣選手が務めました。選手団の主将は、陸上の山縣亮太選手、副主将は卓球の石川佳純選手です。選手たちは、「ニッポンを纏う(まとう)」というコンセプトの白と赤の服装で入場しました。

▽午後10時38分

午後8時38分から始まった205の国と地域、そして難民選手団の合わせて206の選手団の入場行進が終わりました。およそ2時間かけての入場行進でした。

▽午後10時40分

選手や指導者などの宣誓が行われ、日本選手団の主将、山縣亮太選手と副主将の石川佳純選手、そしてシドニー大会の金メダリストで柔道男子の井上康生監督らが「スポーツを通じて世界をよりよい場所にするためにこのオリンピック競技大会に参加することを誓います」と宣誓しました。

▽午後10時42分

厳粛な雰囲気の中、選手などの宣誓が行われたあと、会場には軽妙な音楽が流れ、リポーターやテレビ局のクルーにふんした人たちがステージに上がりショーが始まりました。そして、真四角や縦長など3種類のカラフルな箱を使ったパフォーマンスが行われ、それを組み合わせて東京大会のエンブレムが完成しました。

▽午後10時46分

会場の上空に1800台を超えるドローンを使って、東京オリンピックの巨大なエンブレムが形づくられました。エンブレムは、このあと地球の形に変化しました。

▽午後10時48分

ビートルズのメンバーで、平和を訴える活動も行っていたジョン・レノンさんの代表曲「イマジン」をアジアを代表して会場の子どもたちが歌い始め、その後はアフリカ、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニアの各大陸を代表するアーティストたちが歌い上げる映像が流れました。

▽午後10時53分

組織委員会の橋本会長は「東京大会は、オリンピック史上初の延期という大きなチャレンジの中で、本日開幕します。世界中がコロナ禍の厳しい状況にある中、この困難を乗り越えようと日々尽力されているすべての方々へ、敬意と感謝を申し上げます」と述べたうえで「アスリートの皆さん。今こそ、アスリートとスポーツの力を見せるときがきました。その力こそが、人々に再び希望を取り戻し、世界を一つにすることができると信じています」とあいさつしました。

▽午後11時

IOCのバッハ会長は「きょうという日は希望の瞬間です。私たちが想像していたものとは全く異なっていますが、私たちが今ここに集っているこの瞬間を大切にしましょう。205の国と地域のオリンピック委員会と難民選手団の選手たちは選手村の一つ屋根の下で生活しています。これが1つになるスポーツの力です。これは連帯のメッセージであり平和のメッセージでありそして困難から立ち上がる力のメッセージです。これは、私たちのさらなる旅に希望を与えます」と大会開催の意義を語りました。

そして途中、日本語で「東京2020オリンピック大会を開催できるのは、日本の皆様のおかげです。心から感謝しています」と感謝のことばを述べました。

そして最後に「新型コロナの感染拡大は私たちを分断しました。このトンネルをとても暗くしました。しかしきょう、あなたが世界のどこにいても、私たちはこの瞬間を共に共有することで団結しています。聖火は、この光をより明るく輝かせます」とコロナ禍でオリンピックが果たす役割を改めて伝えました。

▽午後11時13分

開会式で天皇陛下が大会の名誉総裁として「東京大会の開会を宣言します」と述べられました。東京オリンピックが開幕しました。

▽午後11時14分

5つの輪が描かれたオリンピックの旗が入場しました。旗はバドミントン男子の桃田賢斗選手などが運んだあと、新型コロナウイルスの感染の中で地域社会を支えてきた東京都のエッセンシャルワーカーの人たちなどにつながれました。

▽午後11時20分

1960年のローマ大会以降、歌われてきたオリンピック賛歌が演奏され、東京都交響楽団の演奏で、東京都と福島県の高校生が歌いました。

▽午後11時22分

平和を象徴するハトをモチーフにした白い紙飛行機が会場に舞い落ちてきました。

▽午後11時24分

音楽が流れ、後半のショーが始まりました。

午後11時24分

競技をイメージした絵文字、「ピクトグラム」の着ぐるみを着用した人が、コミカルな動きを入れたり、小道具などを使ったりして、ピクトグラムを立体的に再現しました。

▽午後11時30分

国立競技場のコントロールセンターを表現した映像に、劇団ひとりさんと荒川静香さんが登場しました。荒川さんは冬のオリンピック、トリノ大会、フィギュアスケート女子の金メダリストです。

▽午後11時33分

会場に歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが登場しました。

▽午後11時34分

自身が参加したバンドがアメリカの音楽界で最も権威があるとされる「グラミー賞」を受賞したジャズピアニストの上原ひろみさんが演奏を披露しました。

▽市川海老蔵さんが衣装をかえて現れました。

衣装、小道具、かつらなど合わせて60キロほどを身につけて演目を披露しました。

そして、最後に見得を切ると会場は青く照らされました。

▽午後11時38分

オリンピックの聖火リレーを振り返る映像が流されました。

3月に福島県をスタートしたあと、121日をかけて47都道府県をめぐり、1万人を超えるランナーがおよそ2000キロをつないできた様子が紹介されました。

▽午後11時38分

会場に、聖火が到着しました。ともにオリンピック3連覇の吉田沙保里さんと野村忠宏さんが聖火を持って走りました。

▽午後11時39分

聖火はプロ野球で活躍した長嶋茂雄さん、王貞治さん、松井秀喜さんに引き継がれました。

開会式の入場行進、日本の登場は何番目?参加選手団リスト一覧【東京オリンピック】

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新型コロナウイルスの影響で1年延期になった東京オリンピックは、7月23日夜に開会式を迎える。

午後8時にスタートし午後11時半と3時間を超える開会式。ハイライトの1つは出場する選手たちの入場行進で、205の国や地域や団体が参加する。

今大会では、各選手団は日本語の50音順で入場するが、例外もある。

NBCによると、最初に入場するのはオリンピック発祥の地であるギリシャで、その後に難民選手団が続く。

開催国の日本の選手団は1番最後・205番目に登場する。

また最後から2番目は、2024年のパリオリンピックパラリンピック開催が決まっているフランスで、その1つ前が2028年のロサンゼルスオリパラ開催国であるアメリカ合衆国だ。

NBCが発表している入場行進の一覧は次の通り。

東京五輪の韓国選手団 103番目に入場(聯合ニュース)

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