改名コットンのきょん、五輪応援ビートのアンバサダー就任 注目競技は卓球(日刊スポーツ)

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「鮮やかで軽やか」「リアルなバンクシーに近づける」 「バンクシーって誰?展」アンバサダーの中村倫也さんに再び聞く – 美術展ナビ

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8月21日(土)に寺田倉庫G1ビル(東京・天王洲)で開幕する「バンクシーって誰?展」で、アンバサダーに就任した俳優の中村倫也さん。中村さんが音声ガイドの収録にあわせて、「美術展ナビ」のインタビューに再び応じてくれた。(聞き手、美術展ナビ編集班・岡本公樹)

前回のインタビュー「リアルのアートに触れる楽しさ、体感してほしい」「見たあと、違う自分と出会えるはず」 「バンクシーって誰?展」のアンバサダー、中村倫也さんに聞く

自分の思い込めなかったわけ

Q)今日はありがとうございます。前回、アンバサダー就任のときのインタビューで、中村さんは音声ガイドには、個人の思いは「込めない」と言ってましたが、どうでした?

A)込めませんでした。台本にあった僕の自由な意見をという部分は全部カットしてもらいました。

Q)あらためて、意図的に自分の思いを込めない理由を教えていただけますか?

A)バンクシーの作品と(映画のセットのようになる)展覧会のスペースに、没入する邪魔にならないように、「情報」を観客に手渡したい、という考えです。ぶっちゃっけ、僕のことはどうでもいい。主役は作品なんです。

Q)中村さんの主観的なバンクシー観を知りたい人も多いと思いますが。

A)音声ガイドからは、僕の主観は全部、排除しました。けれども、こうした取材では小出しにはしているつもり。そのバランスは、個人的にちょうどいいかなと思っています。

アートの分野で、なにかを作ったり、芸術品を見て感じたりするときに、本当は「参考書」って要らないはず。参考書や情報が欲しい気持ちもわかるけど、それを<摂取>することが、なにかの邪魔になってしまう可能性もあるわけです。

だから、情報を出す側はある程度自分をコントロールしないといけないと思い、生きてきて、(役者の)仕事をしてきた。そういうスタンスですし、音声ガイドでもそれは変わりません。

Q)音声ガイドでは自分の考えを込めなかったが、展覧会が始まったら、バンクシーについて表明していくのですか?

A)いいえ、違います。アンバサダーとしての役割は、情報を発信することで80%か90%くらいはできあがっている。バンクシーについて、僕がどう思っているかを出す必要はないと思っている、けど。

Q)けど?

A)こうして聞かれれば答えます。が、全部出すことが、受け取る人にとってベストとは思っていません。

テンポ、音色、音圧まで気に掛けた

Q)音声ガイドの収録で気に掛けたことは?

A)(会場は収録時には未完成で)もちろん想像になりますが、展示会場の順番に音声をとっていきました。入り口に入って音声ガイドを耳につけて、展示が始まるところから、自分も想像で追いかけながら。

作品がばーっと並べられていますが、そこに順番がある、順路がある。そのことによって、「 真 しん 」に迫っていくまでの構成が意図的にちゃんと作られているなと感じました。

流れる声(音声ガイド)によって、その世界観や没入感が変わってしまうこともありうる。だから、そこに正しく寄り添えるような「 居方 いかた 」を探りながら収録にのぞみました。

Q)イカタとは、「 居 い る」「あり方」?

A)そうです。すごく胸に来るものがある作品の前で、 素っ頓狂 すっとんきょう な声でやるわけにはいかないじゃないですか。見ている人それぞれの機微に寄り添えるようなテンポだったり、 音色 おんしょく だったり、音圧だったり、そういうものを考えながら話しました。見る人の邪魔をしないように。(声が)気にならないのが、一番ですから。

鮮やかで軽やかでおしゃれ

Q)美術展ナビの読者に、バンクシーって誰?展のアンバサダーとして、展覧会のことを伝えていただけますか?

A)バンクシーは、様々な物事に対する風刺だったり、メッセージ性だったり、アンチテーゼであったり、色々なことが卓越している。そこに、心の「いいね」ボタンを押す人が世界中に多いから、これだけの存在になっている。そのやり口が、非常に鮮やかで、軽やかで、おしゃれ。そのことは、もう(美術展ナビの読者の)みなさんはご存じでしょうし、バンクシーの画像や情報は日本にいてもどこにいても(ネットで)見られますが、今回の目玉で言うと、「映画のセットのような」というところ。

例えば、パレスチナの 瓦礫 がれき の壁のリアルなサイズ感。ニューヨークの街角のリアルな作り。実際に見に行こうと思っても、もうすでに無かったり、なかなか簡単に行けないところだったり。それらのセットとともに作品を展示するので、体感という点では、一番リアルなバンクシーに近づける展示の仕方なんじゃないかなと思います。

ただ額縁に入れて飾っている、のではないので、この点で、おそらくバンクシーの意図を酌むことになるだろうし、アートファンのみなさんがより楽しんでもらえるポイントになると思っています。

中村倫也(なかむら・ともや) 1986年12月24日、東京都生まれ。2005年、俳優デビュー。2014年「ヒストリーボーイズ」で舞台初主演を務め、第22回読売演劇大賞男優賞を受賞。ドラマ、映画、舞台、CMなど、幅広いフィールドで活躍し、作品ごとに全く異なる顔を魅せる、その演技力や表現力で注目されている。初のエッセイ集「THEやんごとなき雑談」が発売中。

展覧会名:バンクシーって誰?展

会期:2021年8月21日(土)~12月5日(日)

会場:寺田倉庫G1ビル(東京・天王洲、りんかい線「天王洲アイル駅」B出口より徒歩4分、東京モノレール羽田空港線「天王洲アイル駅」南口より徒歩5分)

休館日:10月5日(火)、12日(火)、19日(火)

開館時間:11:00~20:00(金・土・祝前日は21:00まで)(最終入場は閉館時間の30分前まで)

巡回展:2021年12月以降、名古屋、大阪、郡山(福島)、高岡(富山)、福岡に巡回予定

「全身で操作するVRコントローラー」KATVR日本総代理店が公認アンバサダーを発表

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この度、KATVR日本総代理店の株式会社匠(以下KATVRJP)(本社:愛媛県松山市、代表取締役:柳澤 匠輝)は、2021年7月15日に第一期KATVRJP公認アンバサダーを全12名決定しました事をお知らせいたします。

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