トーマスグリーンフィールド国連大使、オリンピック閉会式に米国代表として出席

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米国連大使、ミャンマー国連大使の暗殺未遂非難

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【ニューヨーク=共同】米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は7日、クーデターを起こしたミャンマー国軍への批判を続ける同国の国連大使の暗殺を企てたとして容疑者2人が米国で逮捕されたことを巡り「（企てを）断固として非難する」と表明する声明を発表した。

トーマスグリーンフィールド氏は「この陰謀が阻止され、容疑者が逮捕されたことは幸いだ」と指摘。米国は、民主主義を取り戻すために闘い続けているミャンマーのチョー・モー・トゥン国連大使と連帯していると強調した。

東京五輪閉会式出席のため訪日中のトーマスグリーンフィールド氏は、東京五輪の陸上女子にベラルーシ代表として出場した選手が強制帰国を拒否してポーランドに亡命した問題にも言及。いずれも「国境を越えた弾圧」だと批判した上で、米国は国連や同盟国と連携し弾圧に立ち向かっていくとした。

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東京五輪閉会式に米政府代表として出席するトーマスグリーンフィールド国連大使が５日、共同通信など一部の日本メディアと電話会見し、新型コロナウイルス禍での開催や「復興五輪」としての位置付けを踏まえ、今回の五輪は「逆境を克服しようとする日本国民の決意の証しだ」と評価した。

トーマスグリーンフィールド氏は「安全で安心な大会を開催するための日本政府や国民の努力に感謝している」と強調。さまざまな困難の中で五輪開催を実現させたことを「日本の人々は誇りに思うべきだ」と述べた。

同氏は日本滞在中、米国連大使として初めて難民選手団と面会する予定。難民支援などに注力してきた自身の経験を踏まえながら「面会の機会を得られ、興奮している」と期待感を示した。（共同）